Particle-PLUS / DSMC-Neutrals - システム要件
必須要件Essential requirements
OS
- Microsoft Windows 8.1 以降 もしくは Windows Server 2012 以降*1
API
- Java 8 以降のランタイム(32bit版)*2
- MPI 2 以降のランタイム(並列計算を利用する場合)*3
ネットワーク通信環境
- TCP/IPソケット通信を用いるLAN接続*4
- 固定されたIPアドレス 1つ (ライセンスサーバー用)
ストレージ空き容量
- インストール領域として 1 GB
ディスプレイ解像度
- 1024 × 768
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ソルバーに限り RHEL (7以降) のターミナル上でも動作します。こちらに関しては
CentOS
/ Rocky Linux
のような互換OSも含みます。 一方で、ライセンスサーバー・メッシング・GUIを用いた計算設定には Microsoft Windows が必要です。
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たとえOSが64bitであっても32bit版のJavaランタイムが必要です。なお
Amazon Corretto
/ Azul Zulu
/ Eclipse Temurin
/ BellSoft Liberica
のような OpenJDK でも動作します。
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MPICH
/ Microsoft MPI
/ Intel MPI
/ Open MPI
のいずれかが必要です。
- IPアドレスを参照するため、1台のみで運用する場合でもLAN接続は必要です。
推奨環境Recommended environment
CPUとその周辺
大量の粒子を用いる計算は演算量が膨大になります。 通常はCPUの8コア以上を使用した並列計算が推奨されます。 クロック周波数、キャッシュ、バススピードに関しては、総合的な性能が高いほど高速に処理されます。
GPU, グラフィックスボード
計算にGPUは使用しないため、オンボード製品でも問題はありません。 グラフィックス性能が高いほど、3D形状が素早く表示されたり操作がスムーズになるという利点はあります。
メインメモリの空き容量
並列計算で使用するCPU1コアあたり 2 GB 以上は確保しておくことを推奨します。 例えば、8コアを使用する並列計算であれば16GBが目安となります。
ストレージの空き容量
出力ファイルの保存領域として 20 GB 以上は確保しておくことを推奨します。