低分子医薬品・バイオ医薬品設計のための
3Dモデリング・シミュレーションソフトウェア

BIOVIA DISCOVERY STUDIOとは

現代の創薬分野では、有効性と安全性の向上、新規の治療クラス、複雑な疾患メカニズムへの対応が求められており、 治療薬の振る舞いを深く理解する必要があります。

BIOVIA DISCOVERY STUDIOは、分子の3Dモデリングとシミュレーションにより、作用機序を原子レベルまで掘り下げて調べる事ができます。 タンパク質の微妙な差異を調べ、創薬ターゲット同定からリード最適化まで、 低分子および高分子治療の発見を促進するための包括的予測科学ツールを医薬品・医療機器業界向けに提供いたします。

DISCOVERY STUDIOの強み

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
高い信頼性搭載されている計算化学・計算生物学の基本機能は世界中の科学者によって開発・研究されており30年以上に及ぶ査読研究によって検証がされています
豊富な機能立体構造のモデリングと汎用性の高い分子力学シミュレーション。それに加えてバーチャルスクリーニングコンピュータを用いた高速大量スクリーニングのためのデータ管理・データ分析の機能も搭載されています
様々な医薬品設計手法に対応ホモロジーモデリングアミノ酸配列の類似性（ホモロジー）に着目して、既知の立体構造から未知の立体構造を得る手法。配列解析機能もDISCOVERY STUDIOには含まれています。、構造ベース設計既知の立体構造をベースにして医薬品を設計する手法。DISCOVERY STUDIOではX線結晶構造解析やNMR分光法の測定データから立体構造を再現する事も可能です、フラグメントベース設計標的に効率的に結合する小分子フラグメントをベースにして医薬品を設計する手法。DISCOVERY STUDIOではフラグメントを持つリガンドのバーチャルスクリーニングが行われます、ファーマコフォア標的に結合する低分子化合物の構造的特徴に着目して、薬理活性集団を3D空間に落とし込んで可視化したもの。ファーマコフォアを構築して活用する事で、バーチャルスクリーニングが効率的になります利用、 構造活性相関利用医薬品の構造と薬理活性との相関。スクリーニングやリード最適化の際に重要な指標となりますおよびこれらを組み合わせた設計手法にも対応しています
タンパク質受容体-リガンドのドッキング予測 抗体、ホルモン、低分子化合物等のリガンドに対して相互作用を考慮したドッキングシミュレーションを行うことが可能です
品質（有効性と安全性）の予測薬物動態（生体内での吸収、分布、代謝、排泄）および毒性、 凝集、粘度等の品質に関わる特性の予測機能が搭載されています
ユーザー課題ベースの設定画面Discovery Studioには数多くの機能とツールが搭載されていますが課題ベースの設定画面からモデリングやシミュレーションを簡単に実行することが可能です
柔軟な拡張性基本ツールの実行環境は非常に拡張性の高いBIOVIA Foundationを基盤として構成されています。これによりツール同士のシームレスな連携を可能としている他、実行命令をユーザー側で直接改変する事もできるため他のアプリケーションとの連携にも対応可能です。